芝浦宇宙航空研究開発部

工業大学を卒業したからと言っても学生全員がものづくりが得意なわけではありません。学生生活中にものづくりの知識を学んではいますが、実際に手を動かして機械・デバイス・ロボットを開発する経験は部活動でのみ得られます。

芝浦宇宙航空研究開発部 SHARXS(旧:芝浦衛星チーム)は、宇宙航空に関連するものづくりを行っている部活です。各プロジェクトの班は学年や学部を隔てることなく構成されています。プロジェクトは、年々変わりますが「ロケット」「CanSat」「衛星設計」は人気です。他にも「宇宙エレベータ」「バルーン人工衛星」「飛行型CanSat(フライバック班)」などが活動していました。SHARXSのような宇宙に関連したものづくりは学生レベルではあるものの、「火星移住計画」「宇宙ステーションにおける医療開発」「環境認識」「地形マッピング」「遠距離交信」「宇宙誕生の解明」などと言った目的に沿って開発が行われます。そして、理論的な基礎設計に加えて環境から受ける影響に柔軟に適応する応用設計が求められるため、学生が実用的なものづくりを行うためのスキルアップに有益な場となります。さらに、ものづくりを行う学生団体のほとんどが行っているのが、団体活動のアピールです。部費の確保のため、他団体との交流のため、進入部員を集めるため、アピールする相手は様々です。また、プレゼンの場は文化祭のような学内のイベント、大会会場、さらにはビッグサイトや幕張メッセで開催される展示会にまで及びます。

人前で話すことに慣れた上で、自らの主張を熱意を持って正確に他人に伝えられることは一般的には社会人になってから学ぶと思われがちです。しかし、自分たちで物を作ったからこそ、そのアピールポイントが分かり、自分たちの物だからこそ丁寧に説明したいと思える。例え説明で失敗したとしても次がある。そんな経験ができるのは、ものづくりを掲げる学生団体の活動だけではないかと思います。

 

 

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