次に求められる技術とは

 初めまして!このサイトの運営者のayatoと申します。本サイトでは私のこれからの研究生活を通して、物に触れて得られる創造性により、次世代技術を生み出すまでの道のりを記載していきます。

 まずは、現代のデバイス技術から次世代技術を想像してみようと思います。現在の私たちの生活は多くのデバイスによって支えられています。スマートフォン・テレビ・パソコン・電子レンジ・冷蔵庫などなど、生活必需品とも呼べるものが数多く存在します。中にはIot化によりネットワークでデバイス同士が繋がるものまであり、生活における利便性は日々高まっています。では次に、上であげた多くのデバイスの進化過程を考えてみましょう。例えばスマートフォンは2007年にapple社が発売したiPhoneを起点としてスクリーンタッチによる操作のみならず、Siri・指紋及び顔認証・高画角カメラ・高性能CPUの搭載が実現されてきました。Siriは声、認証は体の部位を対象として機能します。つまりこの進化過程はデバイスが人の五感・五体とシームレスに繋がる傾向上にあると考えられます。現代デバイスの人と密な関係を持つ機能の大半はAIや音声認識機能などのCPUの性能向上に伴うソフトウェアのグレードアップによるものです。ソフトウェアの進化はデバイスの扱いやすさを確かに向上させています。しかしここで着目すべきなのは、進化過程においてほとんど変化が見られない要素です。それは「形」です。既存のデバイス開発は扱い易い形をカッチリと設計して内部に部品を組み込んでいく傾向であったと思います。よって使用者はデバイスの名称だけでその形を想像できると思います。しかし、人の五感とシームレスに繋がろうとする進化を考慮すると、デバイスが成す形状が1つである必要はなく、使用者の体の部位に合わせて柔軟にフィットすることも望まれるのではないでしょうか?

 故に次に目標となるのは「特定の形を持たないデバイスの設計技術」であると私は考えてます。

 研究は始めて間もないですが、その技術開発のピースとして現在着目しているのがシリコーンやゴムのような柔軟材料です。デバイスを柔らい素材で設計すれば、体の部位の型をとったイアホン・義歯・椅子のようなフィット感を実現できます。さらに、柔らかさは衝撃吸収性をもたらすので、落としたりぶつけても壊れないと言ったメリットも生まれます。そして3Dプリンタやレーザー加工機のような一般家庭でも容易に複雑な形状の構築が可能となっているため、柔らかい材料を用いたデバイス開発の条件は十分揃っていると考えています。

 2020年を迎えた現代社会では、生活・産業・医療・宇宙など、どんな現場にも人の周りには形のあるデバイスが存在しています。それらのデバイスが人や環境に柔軟に適合して機能することは「人と機械の共存社会」の実現の次なる一歩であると私は信じています。

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